2008年9月28日日曜日

第一次選考

 Archi TV の打ち合わせに参加しました。今日の活動は当日に行われる、過去の卒業設計の再評価をしようという企画用の、卒業設計の選出。38案を10案ほどに絞りました。選考法はプレゼンボードや模型を見ずに、提出された文章のみで評価するというもの。自分は普段文章だけだとよくわからず、図と交互にみることによって内容を理解してたので頭使いました。

 提出された文章には大きく分けて2通りあり、1つはコンセプトから空間構成まで詳しく書かれているもの、もう1つは抽象的なコンセプトをばーんと出しただけのものでした。
 後者は作品として評価できないのでは、とはじめは思いましたが、本番はビジュアル込みのプレゼン形式なので、プレゼンを見てみたい、と思わせれればアリなのだという意見もあり、まぁそれもアリなのかなと。実際に後者のタイプで印象的なものを推す声も多く、最終的に2つのタイプが同じ程度残る結果となりました。

 選出する過程で様々な意見がでて面白かったです。そして実際の作品が一体どういうものなのか期待が膨らんでいきました。文章のみでの選考は、間違った解釈やとりこぼし、過剰な期待と失望といった問題を引き起こすかもしれませんが、このような学生による学生の為の企画において、準備する側の楽しみが持続するという点では成功だなと自身が参加して思いました。

 

2 件のコメント:

yoichi さんのコメント...

thx。
本番も参加してねー。
あと文章が硬いぞ!w

naoto さんのコメント...

報告ありがとー!

今回の文章だけで審査って言うのは、なかなか頭使って疲れたねぇ。
読む時間が38作品に対し1時間半くらいしかなかったし。

今回の文章だけ!って方針は、今の卒業設計の評価がビジュアルにより過ぎてるっていうことへのアンチテーゼって言うか、もっと多様な評価軸って狙いがあるみたい。
確かに、ビジュアルで魅せてもっと話を聞きたいと思わせることも重要だけど、逆に文章で魅せて実際はなしを聞きたいとかビジュアルを見たいと思わせるやり方もあるんじゃないかってことだと思うのよ。
その辺の違いが、実際本番で出てくると面白いよねー。