8月3日〜9日に大学の集中講義として行われた建築史演習。
奈良・京都・兵庫・滋賀を巡って国宝・重要文化財を見まくった一週間にY-PACの拡大企画もかぶせちゃいました、という報告です。
初日の夜にY-PACのメンバー向けにテーマを発表。テーマは「ニッポン」。
それぞれの視点で「ニッポン」を写真に撮ろうという、まあ、そういうことです。
バス移動もあったので、その時に演習参加者全体に告知して、メンバー以外にも参加してもらおう!ってことで。
あと、先生方にも参加をお願いしました。
で、最終日の前夜に打ち上げの席で互いに写真を見せ合い、語り合い、となりました。
忙しい中、現像・プリントして参加してくれたみんなありがとう。
写真はなかったけど、コメントくれたみんなありがとう。
メンバー以外の人の写真を見て、どう考えて撮っているかを聞く機会はなかなかないので、かなりおもしろい体験ができました!先生方ともなかなか建築のこと以外で話す機会はなかったので、楽しかったです!
話した内容は、色々多岐に渡るけど、その中で自分が気になった話を・・・。
人数多くて話追いきれなかったしね。
Y-PACメンバーの大和田君が「ニッポン」というテーマをどう捉えたかと言う質問に対して、「日本は建築とか人工物に自然が入り込んでくる余地がある様に思う」という内容の話をした。これは、なるほどなーと思った。今回は古いお寺とかを見まくった訳だけど、確かに建築の傍ら、時には建築を覆うように自然(自然は草木とかだけでなく、石とか土も含むと思う)が入り込んできていた。これは、木造文化と石造文化の違いなのか日本に四季があるからなのか、よく分からないけど、確かに「ニッポン」らしさを端的に示している様に思う。で、写真もきれいに作品として撮れているから、すごいよなーと感心してまう。
僕個人的にはデジタル一眼を買って数日で演習に突入したので、最初の2、3日はかなり手探り。やっと後半でなんとか扱えるようになったかなーって感じで、とにかく撮りまくったなぁ。「ニッポン」というテーマに対しては日本の湿度とかムシムシした感じが撮れればなと思って撮っては見たけど、なかなかむずかしい・・・。
と、まあ、おおむね好評?の内に終了したY-PAC in建築史演習でした。
写真はまた、みんなからデータを集めてアーカイヴに載せます。
その後一人で回った四国+αの話はまた今度!
naoto
4 件のコメント:
今回一番よかったのは普段関係ないと人たちも強制的に巻き込めたことだよね。
これで少しは敷居が低くなったというか認知度はあがったんじゃないかなー。
ほんと撮る人の考え方とか表れるもんなんだなーとちょっと感動してまいました。
例えば大和田くんの言う自然と建築の関わり方だったり、俺だったら建築が実際使われてる様子だったり、それぞれ興味のあることが色々あっておもしろい。
ふだん建築学生としてみんなの考えてることを言葉とか課題の作品だけじゃなくて写真でも伝い合えるって、ちょっとよくない?!
そーゆー意味でいっぱい参加した今回はいろんな人の性格が見れて楽しかったな。
ただでホテル泊まれたし↑
>yoichi
あと、先生と話せたのも俺的にはよかったなー。普段の活動をメンバー外にどう広げてくか、また考えないとだね。
>kohei
タダで泊まれたて話は秘密だろ!
遊びにきてみたよー
なるほどねー面白いね。
参加できなくてほんと残念。私が思う「ニッポン」ってやつはさまざまなものの中にみるコントラストにあるのでは、と感じたかな。
歴史的建築物のすぐ後ろにみえる現代建築。あるいは数奇屋建築の陰影。
そんなコントラストの強さが私の思うニッポンでした。
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